フリーランスとは特定の企業や団体に属することなく、個人で仕事を行う事を言います。企業との継続的な取引はあったとしても、基本的には単発の仕事を受注、請け負う形での形態を取ります。その形態上、個人の能力が求められる業種に多く、小説家や芸能人といった職業やプログラマー、エンジニアなどのIT系でフリーランスで働く人が多いようです。一個人として、個人事業主または法人の形を取ります。フリーランスとして働く人をフリーランサーなどと呼びます。名前が似ていることからフリーターと混合されることもありますが、全く違う働き方なので注意しましょう。フリーターとの違い→http://tenshin-freelance.com

企業へ属さない働き方は自由である反面、社会的な保護が受けにくくなる傾向があります。会社員は各種社会保険が用意されていますが、フリーランスは自分で何らかの保険に入らなければ保障を受けることができません。収入面でも企業に属せば保障されますが、フリーランスは仕事をした量に応じての収入ですので、成功すればその収入は青天井ですが、万一体調不良などで仕事をできない状態になると突然無収入になってしまうという危険があります。そのため、ローンやクレジットカードなどの審査が通りにくくなる傾向もあるようです。

インターネットの普及に伴い、フリーランスという業務形態は増えてきています。今後もその傾向は続くでしょう。しかし、現状では会社勤めに比べてフリーランスは弱い立場の場合が多いと言わざるを得ません。フリーランスは個人の能力に左右される職業であり、自分でセルフプロデュースをして営業活動をうまく行うことができれば、会社員を凌ぐ働き方が目指せるでしょう。エンジニアの技術を磨けば、実現することは可能です。